法事は何のために行うのか

 法事は亡くなった方(御先祖様)の冥福を祈り、
仏を供養することによって自分自身を磨くために行います。

 法事とは本来、すべての仏教行事を意味していました。
しかし、現在では御先祖様の追善供養(年忌法要)だけを法事と呼ぶようになってしまいました。

 もちろん、ご先祖様を供養することも大切な仏教行事のひとつですが、
供養する私たちが法事をすることによって仏道を学び、自己を磨くということも心に留めておきたい点ですね。


 法事の流れ

【心と体を清める】
 合掌礼拝(がっしょうらいはい:手を合わせ、頭を下げる)で始まり、導師(和尚)は焼香・五体投地をします。参列者の方も可 能な限り、ご一緒に三拝をします。
  また、観音経の読経途中、参列者の方には焼香をしていただきます。
  最後も合掌礼拝で心を調えます。


【お経をよみ、徳をつむ】
 開経偈・般若心経・宗門安心章・観音経をお唱えします。
お経の詳しい説明についてはコチラ→<お経の意味、お伝えします!>



【つんだ徳をご先祖様・ご本尊様、さらには周りの方にまで回す】
 功徳を自分ひとりのものとせず、多くの人々のために回し向けることを「回向(えこう)する」といいます。
 
 読経後、和尚が回向文(えこうぶん)を唱えます。「〜のご供養のため、ご本尊のため、○○○というお経をよみました。」という内容です。日本語に訳されたものを東光寺では読んでいますので、じっくり聞くと、ところどころわかる部分があると思います。
 ぜひ、ご清聴ください。
*法要の終わりには、短い時間ではありますが仏教のことやお寺のことなどを知ってもらうために法話をさせていただいています。
*法話後はお墓へ行きます。天候、参列者の体調によっては位牌堂にてお経をあげさせていただきます。









 法事の準備・申し込み


   1.日程を調整する

祥月命日に合わせるのが一番ですが、休日などと合わせ、命日より早めに行うことをおすすめしています。
第1希望、第2希望まで決めていただくと調整がしやすいです。
      
*土日祝日は、10時・11時半・14時を基本とさせていただいています。
*お申し込みは先着順とさせていただいています。法事を行うことがきまりましたら、お早目にご連絡ください。
*日程調整は電話・FAXでもお受けしますが、一度はお参りに来ていただければと思います。
  2.申込書に記入する

申込書は東光寺にありますので、ご連絡ください。

*申し込み記入時、住職不在の際は、住職確認後、お寺から回答を差し上げます。
*茶礼(されい:お茶)やお席の準備をいたしますので、参列者の人数がわかり次第ご連絡ください。

  3.お墓を掃除する

法事終了後、お墓参りにいきますのでご準備ください。
当日の朝や前日の夕方にお参りし、掃除をし、お花を飾る方が多いと思います。
  4.当日の持ち物

お供え物(お膳・団子・お花・お菓子・果物・餅)
 *餅は四十九日・五十回忌・百回忌のみお供えします。
 *ご希望により、東光寺にて準備します。申込書に記入できますので、お申し付けください。その際、当日立て替え代金を請求させていただきます。(四十九日・五十回忌・百回忌は11,000円前後。それ以外は8000円前後です。)
お数珠
墓参り用線香
お布施

 5.その他(各家で行うこと)

・参列者の決定、参列者への案内
・祓いの席(お食事)や引き物の準備

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